2020年7月8日にさいたま市教育委員会が発表した公募に応募した顛末を記録するために設けました。

何が起きたのかを詳しく書くことにより、その背景や問題点が浮き彫りになることを願って。さらには、このようなことが2度と起きないように考えられるようにするために。

何が起きたのかというと、さいたま市の公募に応募しようと必要な（任意のことはしていない）手続きをしたつもりでしたが、応募ができない（応募する権利がない？）ことになってしまいました。どうして？

公募は終わりましたが、まだやりとりが現在も進行中なので、随時追加する予定です。

何に応募したのか

・さいたま市の発表(20207月8日)

・ビズリーチの発表(20207月8日)

起きたこと（時系列、適時追加します）

• 7月9日 ビズリーチの発表のページからリンクをたどって会員の登録を申請
• 7月9日 「jun@kiss.saiwai.kawasaki.jp様の会員登録が完了しました」とお知らせのメールが届いた。
• 7月9日 「ご登録内容の審査を行います。」とのメールが届いた。
• 7月10日 「審査結果のご連絡」のメールが届き、「見送り/審査保」であると書かれていた。
• 7月17日 さいたま市の担当者に電話で問い合わせ。公募に際して年収を入力する必要があるのか尋ねた。調べるとのこと。
• 7月17日 ビズリーチに質問メール1を送った。審査結果の「見送り/審査保留」の理由と、さいたま市の公募要件について尋ねた。
• 7月17日 ビズリーチから質問メール１の返答のメールが来た。サービスの利用は、「ビズリーチの審査基準を経て承認された会員 」のみであるとのこと。さいたま市の公募については触れていない。
• 7月19日 ビズリーチに質問メール2を送った。返答のメールが質問に答えていないので答えるように要請した。
• 7月20日 ビズリーチから質問メール2の返答のメールが来た。「再審査に際しては過去最高年収額もお伺い」していたことを認め、さいたま市の公募について「応募資格は...現在の年収についての言及はございません」と認めた。
• 7月21日 ビズリーチに質問メール3を送った。さいたま市の公募要件について尋ねた。
• 7月21日 さいたま市の担当者から電話が来た。年収の要件はないとのこと。さいたま市の要件と違うことを確認。
• 7月22日 ビズリーチから質問メール3の返答のメールが来た。公募であっても会員登録は必須であり、会員登録には「現年収の登録を必須とさせていただいております。...”公募求人に応募するために年収登録が必須”という相関ではございません」とのこと。
• 7月24日 ビズリーチに質問メール4を送った。返答の内容で意味がわからないのがあったので詳しく尋ねた。
• 7月27日 ビズリーチから質問メール4の返答のメールが来た。「ビズリーチに掲載されている公募案件は、当該案件含め、ビズリーチの会員様が応募可能」であり「会員登録には、弊社の独自の基準に基づき審査が行われます為、年収の登録が必須」であるとのこと。
• 7月28日 ビズリーチに質問メール5を送った。質問に答えていないので答えるようるよう要請した。
• 7月28日 さいたま市の担当者から電話が来た。とにかくビズリーチの指示の通りに入力をするように要請された。
• 7月29日 ビズリーチの登録内容の修正を行い、再審査を申し込んだ。
• 7月29日 ビズリーチから「お問合せを受け付けました」のメールが来た。「再審査」と「受付」という文字は入っていない。
• 7月29日 ビズリーチから質問メール5の返答のメールが来た。ビズリーチが定める「公募求人」 をしているとのこと。
• 8月4日 さいたま市の担当者から電話が来た。ビズリーチと直接電話で話をしてほしいということだったが、断った。
• 8月4日 さいたま市の公募の締め切りになった。
• 8月4日 ビズリーチに質問メール6を送った。審査の結果が届いていないがどうなっているのか尋ねた。
• 8月4日 ビズリーチから質問メール6の返答のメールが来た。審査結果の本文だけを返答の本文中にコピペして送ってきた。
• 8月4日 ビズリーチに質問メール7を送った。本文だけのコピペではわからないので、詳しい情報を依頼した。
• 8月5日 ビズリーチから質問メール7の返答のメールが来た。送信元のアドレスと送信日時(2020年07月29日 09:53)が書いてあった。
• 8月5日 ビズリーチから、「アンケート回答のお願い」のメールが来た。
• 8月5日 ビズリーチに質問メール8を送った。私のメールには届いた形跡がないので、さらに詳しい情報を依頼した。
• 8月5日 ビズリーチから質問メール8の返答メールが来た。ログは出さないとのこと。メールが届かないという他会員様からの申告は無いとのこと。
• 8月6日 ビズリーチに質問メール9を送った。ログの調査・協力をお願いした。
• 8月6日 ビズリーチから質問メール9の返答メールが来た。これ以上の回答はないとのこと。

何が問題なのか

• さいたま市は、公募に応募できなくなった理由を説明できないこと。
• さいたま市が、ビズリーチの傘下の企業になっているように見えること。自治体ってそういうものだっけ？
• 自治体は、採用にあたり公平を旨とするはずだが、それを逸していること。
• 公募の依頼先のビズリーチが、さいたま市の公募要件とは違う、自社の公募要件である、会員審査に固執したこと。
• 質問をした者に、審査の合否を届けずに送ったことにして、応募を妨害し、最終的に応募できなくしたこと。
• 応募の妨害に、さいたま市が何もしなかったこと。